14歳の挑戦 1日目&2日目

本年度はじめての試みとして、県内の中学2年生が事業所などで体験をする「14歳の挑戦」の受け入れを行っています。

小さな農園なので、受け入れ人数は2名とさせていただいたのですが、やってきた魚津西部中学校の二人はどちらも当農園を第一志望としてやってきてくれたとのこと。
昨年秋に同校でおこなった「魚津市立西部中学校 地域で仕事をする方の出前授業」で興味をもってくれたのだとか。確かに二人共、あの時お話した記憶がありました。ありがとう!

初日となった昨日は暑いくらいの晴天。ちょうど芝生みたいになっているクローバーが伸びてきていたので、刈り取りしてもらいました。

その後、仲間の富居芳弘さんのりんご農園で、小学生たちの授業が行われるということで、せっかくなので同行してもらいました。

初めて持つ包丁で桃を切って、小学生たちに振る舞う作業を手伝ってもらったのですが、大変さと同時にやりがいも感じたとのこと。

そして、富居さんの「りんご農家も、お客さんがいて、市役所の方がいて、農協の方がいて、小学校の先生、加工品を作ってくれる方がいて仕事ができる」という言葉に感じるものがあったようでした。

二日目となった今日は、昨日とうってかわって、雨が振りそうな空。いつ雨が降るかわからないので、雨合羽を装備して収穫体験を行ってもらいました。

最初は「どうやって採ればいいんですか?」とかなり不安な顔をしていたのですが、10分もすると慣れたもの。かなりのスピードで収穫してくれました。
予想よりサクサク収穫してくれたので、摘み取り終わった枝と弱い枝をついでに切ってもらいました。お陰で、ブルーベリーたちもスッキリした様子。気持ち良さそうな樹形になってくれました。

収穫後、お客様が続けてご来園。
接客の練習ということで、大きな声で「こんにちは!」とか「ありがとうございました」と挨拶してもらい、彼らが摘み取ったブルーベリーをパックに詰めて販売。

思春期で恥ずかしいとは思うけど、しっかり挨拶してて、お客様も「がんばってね!」と応援してくれつつ、笑顔で帰ってくれました。

農業というと植物だけに向き合ってるイメージが強いですが、昨日の富居さんの言葉のように様々な方との出会いがあるのが、軒下販売してる農園や観光農園の大きな特徴の一つかも。「お客様と直接出会える農業」という形に何かしら感じてくれるものがあったら嬉しいなと思いました。

明日から天気がまた崩れそうですが・・・土日の営業日に彼らも接客をしてもらう予定です。彼らの頑張りを応援したい方は、ぜひご来園をよろしくお願いします。

・14歳の挑戦 序盤の様子
・14歳の挑戦 中盤の様子
・14歳の挑戦 終盤の様子

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