この時期、越冬したブルーベリーの病気が発見できる時期。
今年は植え付け直後のため
花芽を問答無用で切り落としていたんですが
その最中に明確に病気にかかってる枝を発見。
その名も「枝枯病」。
そのまんま、枝が枯れる病気です(汗)
英語で言うところの「Botryosphaeria Stem Canker」。
英語だと「Botryosphaeriaによる枝の腫瘍」って感じです。
※もしかすると写真のは「フシコッカムキャンカー」かも?
症状は・・・
新梢に感染して、枝が枯れるというもの。
枯れ枝内で越冬し、
25~28℃くらいで胞子を放出して被害を拡大させるようです。
ってことで、春先に見つけたら切り取っておくのがベスト。
枝を切ると、
通常は緑色の枝内部が
褐色に変色しているんで
褐色部分が見えなくなるまで切り取るようにします。
殺菌剤による効果を期待するより
感染枝を取り除くのが効果大とのこと。
ここまで聞くと怖い病気の気がするんですが
新梢に基本的に発生するので
対処(ちゃんと切る)を間違わなければ全滅はなさそうです。
枝枯病の発病しやすい品種として
ブルーチップ、デュークとミスティが
アメリカでは取り上げられていました。
ブライトウェル、パウダーブルー、クライマックス、シャープブルーも
出やすいようです。
参考にしたサイト
・「京都のブルーベリー職人~独立起農の夢先案内人」内の「枝枯」関係記事
・「eXtension.org」内の「Blueberry Diseases」関係記事
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