なにかにつながる・・・かもしれない

10月の下旬から、地元の小学3年生が農園に来て剪定を体験している。
全員で150名ほど。
さすがに一回で受け入れられないので、30人程度で5回に分けて受け入れとなった。

実は、切ってほしくない枝もあるので、
ブルーベリー園によっては、この時期立ち入りを禁じて触らせないところもある。
その気持ちすごくわかる。
うちの農園も当初そうしようと思っていたし。

が・・・考えてみれば、ブルーベリーの収穫体験に来ている中で
葉っぱをとったり、枝を折るような人は、
いまだかつていなかった・・・気がする。

ちゃんと説明すればたぶん大丈夫。
ってことで、今回も小学生の体験を受けてみることにした。

結果、みんな真剣にやってくれた。
受けて正解だった。

切ってほしくない枝はちゃんと切らない。
何人か間違えて切って「ごめんなさい」という子もいたけど(笑)
それにしたってわざとじゃなくて、見えにくかったとか。
かくゆうボクも疲れてくると同じ失敗するからね。

で、最初は慣れないはさみにドキドキしてたみんなも
帰るころには慣れてきて、「もっと切りたかった」と言ってくれる子が多々。

「できなかったことができるようになる」って体験は貴重だ。
そうした積み重ねが、自分肯定感とかにもつながる気がする。

小学生たちは「ハサミを使う」ってことが体験できたし
ボクも「小学生たちに剪定を体験してもらう」ってことが実現できた。

こうした経験はきっと何かにつながる気がする。
まだ形ははっきりしてないけど、きっと何かに。

積み重ねていくうちにきっとそれは見えるはず。

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