体積の不思議

ブルーベリー用のポットのことで上野先輩とお話してた中で気がついたこと。

果樹のポット栽培で
よく60Lのポットは見かけるけど
100Lのポットはあまり見かけない。

なんでなんだろう?

果樹の根っこをたくさん伸ばしたいと考えて
体積の大きい100Lを選択する人がいてもいいはずなのに。

で、いろいろ考えた結果
おそらく・・・
「体積変化に比べて、見た目はあんまし大きくなったように感じないのに
 価格が一気に跳ね上がるから
 60Lが一番選択されてる可能性が高い」
という結論に。

以下、仮説です。

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そんなわけで、60L→100Lにした場合
縦、横、高さはどれくらい大きくなるか考えてみた。

60L→100L 約1.6倍。
1.6≒1.17×1.17×1.17 縦・横・高さが1.17倍。

つまり、60Lと100Lは
ぱっと見、ちょっと大きくなったかな?くらいの変化。

一方で、農業システムで資材の価格を調べてみると・・・
45L 10個 12860円
60L 10個 17200円
100L 10個 35480円
価格が倍に跳ね上がります。

こうなると、45Lと60Lの価格差が微々たるものに感じちゃうんで
60Lを選択しちゃうなぁ・・・と。

コメント

  1. アンマ より:

    つまり、支根(支える根)と吸収根(仕事をする根)があって、吸収根の総量は樹体に比例はするもののそれほど変わらん、ということかと。根が多く見えるのは支根が多いのであって、これは養分を探しにいく(地植え)からじゃないかと思います。養液栽培が根が少ないように見えて吸収根ばかりなので逆に効率がいいのはそこだと思います。
    ところでこれ書いていて、九州こん?とばかり出て困っています。
    九州来るとね?こんとね?と。あんた九州こんね?(あなた九州に来なさいよ)
    失礼しました。ちゃんちゃん。