名峰「剱岳」の水
当農園で栽培に使用している水は
日本でも数少ない氷河がある
立山連峰の「剱岳」を源としています。
農園のそばを流れる早月川では
一年を通して常に豊富に美しく水が流れ
古くは万葉集の時代、
「立山の雪がとけて、馬の足掛けまで
はいつき川(現在の早月川)の水があふれてる」
と、大伴家持が詠っています。
また当農園付近には
「やこしさま」とよばれた湧き水が存在していました。
やこしさまの水は、病に効くいわれ
わざわざ遠方からも水を汲みに来る方もいたと聞きます。
そんな水を当農園では
ブルーベリーのために惜しみなく使用しています。
自動液肥混合システム
ブルーベリーは他の作物と比較すると、
非常に酸性度の高い、特殊な環境で良好に生育します。
そこで、当農園では自動肥料混合機を用いて
ブルーベリーにとって最適になるように
養液肥料を混合し、ブルーベリーにあたえることにしています。
点滴による水やり
当農園ではブルーベリーには
ポトポトと水滴で水やりを行います。
土の構造を変えることなく、
ゆっくりと水が染み込み、
新鮮な空気と水が根に届けられ
活発に根が活動してくれるようにしています。
人工の無害な土
植物を育てる土。
しかし、土はその場所ごとに中身が全くといっていいほど違います。
そのため、場所によっては植物が全然成長しないといったことも生じます。
そこで、当農園ではフラワーアレンジメントなどでもよくみかける
「アクアフォーム」を土として使用しています。
アクアフォームはフェノール樹脂を原料とし、
吸水性・保水性・通気性に優れ、環境基準にも適合した無害の物質。
この無害で、一律な成分構成をもつアクアフォームを使用することで、
当農園ではブルーベリーごとの栽培環境を統一することにしています。